『約束のネバーランド』の分析も
いよいよラストです。
集合に生きる子どもたちが
鬼に喰われる運命を甘んじて受け入れる。
鬼は日本では「陰於」
これが千年前の鬼との約束
つまり「影」だから投影される。
誰かのせいにして逃げる。
鬼滅の刃は鬼ごっこで研ぐ⁇
さすが「いらすとや」さんの発想も「全力鬼ごっこ」
脱出するには
崖を越えなければならないことがわかったのが
前回でした。
逃げるか逃げないか
闘うか闘わないかというような
闘う相手は自分の中の常識
単純な二元論ではなかったのです。
「生死を超える」
つまり
恐怖で発症するPTSD案件を超える。
小さな子たちも
ポニョのいもうとたちのように
こんな難しい問題をちゃんと理解できるのか
不安があったが案ずるより産むがやすしと
後でわかる。
一緒くたになって
普通にあるものをつかって
解決に必要なものは与えられている
脱出に成功しました。
これは
十牛図で言えば7図くらいの試練で
まだまだ物語は続くけど
あとは自然に展開しながら永遠に融合されるのでした。
それが普遍というものです。
子どもたちはいろいろ教えてくれたけど
遠くを見て祈ることくらいから真似てみるのは
大人でも可能でしょう。
―おしまい―