複雑性PTSDの昇華と『ミッドナイトスワン』

『ミッドナイトスワン』の下敷きは

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こころが折れそうな状態にある

(性的違和@DSM5)

トランスジェンダーの女性(MTF)が

虐待を原因とする複雑性PTSDの中学生を預かり

バレエの才能の開花に立ち会ううちに

―トラウマの昇華という奇跡の過程

実の娘のように思え

生き方を変えて

―性転換手術を受ける夢のためニューハーフを売り物に踊っていた。

娘のために生きる決意をするまでになるが

意識下では

心身に負荷がかかっており

その後に受けた

おそらくはあまり質のよくない手術のために

体調を崩して亡くなるまでのお話

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『ベニスに死す』だったのですね。

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『ミッドサマー』のモチーフも混入しています。

少年役は老人として登場

cinemarama<シネマラマ> » 『ミッドサマー』トラベルトリップホラー

世界的に注目を浴びた

『ベニスに死す』の少年の美しさは

やはりPTSD由来のものでした。

美男美女が多い。

整形ではつくれない独特なオーラのようなもの

ロマ(ジプシーは差別用語になった)で

父親を知らない母親は

生まれる前に死亡

芸術家の集まりに入り浸っていたが

トラウマの自己癒し

本人が10歳の時

父親に放置され不安定になって自殺したので

PTSD解離自殺

祖母に育てられた。

祖母ものちに業界の性的搾取に加担

『ベニスに死す』で成功したのちも

1年後にはなんと監督に罵倒され

ゲイ・コミュニティに連れて行かれるようになり

ハードスケジュールをこなすため

薬物も飲ませられる一方

 

熱狂的なストーカーに追いかけまわされたり

映画のイメージと実像を混同され

好奇の目で見られ続けることに耐えられなくなり

何度か行方不明という名の解離性遁走をし

死亡説も流れる。

その間に

長男を亡くしたりと

様々なトラウマに苛まれながら

人間不信となり

仕事もできなくなっていった。

依頼があっても承諾する判断に何年も要する。

 

2つの作品は酷似していますが

ただ追いかけるのではなく

アニマ的幻想で自己完結

相手のために

自分の方が命がけで変わろうとするところが

どちらも外見を変えるが

『ベニスに死す』は軽薄で

『ミッドナイトスワン』は深刻

魂的には進化系です。

複雑性PTSDの昇華と『ミッドナイトスワン』」への10件のフィードバック

  1. ドラゴン

    「好奇の目で観られる事」がトラウマ回復を妨げるバウンダリーなのかもしれません。

    治るための態度も大きな内面のバウンダリーになると思うけど、複雑性PTSD患者という好奇の目で見られることも大きなバウンダリーになってると思います。これって、外的バウンダリーなのか、それとも内的バウンダリーなのか?どちらでしょう?

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      私も、日本人の場合は、これだけでハイリスクのような気がします。

      外的なものとして感じるバウンダリーの問題が、そのまま内的なバウンダリーというか限界設定にスライドしがちではないかと思います。
      そんな風に思わなくてよいことの確認や、そういう問題と実際にどう対応していくかを話し合うのが心理療法ではないかと思います。

      返信
  2. ドラゴン

    人の目など気にしなくていいのよ!と言われても無意識は気になって仕方ないのですよね。

    20代の頃に良く見た夢で、キャンプ⛺️に皆んなで行っていて焚き火をしてご飯を作っているのですが、他の人は洋服を着ているのにドラゴン🐲1人が裸でご飯作ってるシーンが何度も出てくる夢があったんです。
    あの夢はもしかしたら、日本の集合的無意識に潜む何かだったのかも…って…..

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      気休めのアドバイスは、無い(周囲が全員虐待者)よりマシという位置づけですね。

      実に分かりやすい夢だと思いますよ。
      現在ドラゴン🐲さまを悩ませている認知行動療法モルモット研究者たちにも、服を着ていないように見えるのでしょう。

      こういう夢を見たり、必要に応じて適宜思い出したりできるのも自然治癒力の働きによるものと考えられます。

      返信
  3. ドラゴン

    ありがとうございます♪
    なるほど….あのキャンプ場の人たちはプロジェクトチームの人たちと考えれば良いわけですね。そして、彼らはCBTの着ぐるみを着てプロジェクトに取り組んでる。他の人は皆んな「はい、かしこまりました」と従順にラットボックス研究家に従う。ドラゴン🐲は「はい、かしこまりました」という言葉を聞いた時に全身に鳥肌が立ってしまったというのを誰も知らないのです。小学校の2年生の時に転校した学校での「起立!礼!」が気持ち悪いと感じた感覚と同じでどうしても皆んなと同じ様にする事が出来なかったのです。そこの担任もドラゴン🐲の態度が悪いというクレーム。ラットボックス研究家もドラゴン🐲の態度が悪いというクレーム。(CBTはこっちの教科書にはメンタルヘルスには有効には効かないって書いてあるよ〜って言ったのが不味かったと反省はしてるけど。口にすべき事ではなかったと)

    キャンプ場⛺️の夢は自然に思い出したのです。そっか、ラット屋さんにはドラゴン🐲が裸に見えるのね。言ってはいけない事を言ってしまう野生児であるのは自覚しています。何処に行っても何故か目立ってしまうドラゴンなのでなるべく喋らない様に心がけていたのですが…..

    今後は「better than nothing 」の場所として/日本語レッスンの場所として関わっていけば良いわけですね。

    無意識が納得出来ればの話ですけどね…..

    自分で言うのもなんですが、最近、自分の強さを感じているんです。結構、着ぐるみ着ないで対応できてるじゃーんって思えるドラゴン🐲も存在してます。

    ありがとうございます

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    1. 翠雨 投稿作成者

      ラット屋さんには鳥肌が見えない。
      なかなか凄い構図でしたね。

      全身に鳥肌を出させて、気づき(嫌悪感ですが…)を与えたのちに、変容させてくれる力はあったのかな。無自覚でしょうが、負の条件づけみたいな生理学実験ですね。

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  4. ドラゴン

    おはようございます😃
    変容させてくださろうとエサが出てくるレバーを提示はしてくださいました。そして、条件付きなので意識だけは変容する事には短期間限定で成功したのだと思います。オンラインなので般化するのは結構早く出来たのですが、やはりそこはヨイショするだけの意識変換計画では無意識までには到達しなかった様子です。直ぐに行動は消去されて適応不能状態に陥ってしまいました。すると、態度が悪い….というイチャモン…. でも、頑張って適応しようと試みようと着ぐるみ着用してごめんなさい🙇‍♀️を言ってみたものの、納得できないモノがあって…..

    鳥肌まではオンライン越しでは見えないですからね。嫌悪感を抱きながらも、そこに過剰適応しようと私もその言葉を何度か使用してみました。でも、それを使えば使うほど着用する着ぐるみの枚数が増えて行くようで……これではリハビリとして参加したのに後退するばかりの自分を感じて酷く動揺……そのままPDクラスに行ってその話をしたら英国人感覚シャワーをいっぱい貰って少し落ち着いた感じでした。

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      エサとの関係でも観察記録が書けますね。
      オンラインで行う効果☯等も( ..)φメモメモ

      認知行動療法の合間にリラックスできるような時間をとるところはイチャモンで…こりゃ酷い💦

      一緒に仕事をするとか教えてもらうという目的ではなくて、自我強化のために、一度こういう経験をするという修行プランはアリかもですね。
      長居する場所じゃなさそうというのもわかりました。

      私はと言えば、また朝から勉強会サボってしまった…(;^_^A

      返信
      1. ドラゴン

        私、寝てしまいました。やっぱり真夜中は辛い…….23:45までは頑張っていたのですが……

        返信

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