ベストセラーとなった
「人間の証明」など
社会派ミステリーで知られる作家の
森村誠一(もりむら・せいいち)さんが
24日
90歳で他界されたそうです。
最初のお話は
麦わら帽子が象徴的なお話ですね。
表現活動の核に
戦争PTSDがあったようです。
トラウマは忘れてはいけないという直観が
たくさんの表現を生んだ時代
大上段に
政治とか
平和とかもいいけど
フツーの母子に宿る物語とする着想が日本人だったのかも。
テーマは
昭和版アジャセコンプレックスかな。
母親はエゴのために自分を産んだのではないかとの
葛藤@無意識だけど がデフォの日本人
母親が自分を育てられなかったことも理解し
ただ成長した姿を見てほしかっただけなのに
殺害されてしまっても
その走馬灯のなかで
麦わら帽子@象徴 を観る
哀しいお話だったのですね。
箱庭表現ってこういうのが多いかも。
生きてるうちに二元論を超えた昇華?