『君たちはどう生きるか』もとに還る其の一『崖の上のポニョ』

『白鳥の湖』からの続きですが

多分最後だから

一番難しい

集合的無意識の最奥にある秘密を表現しようとした。

いろんなお話があり

細かなところどころか

重要なあらすじにおける結末さえ真逆があり

踊り手@バレエ団 に至っては

その奥深さにこそ注目し

毎年意味を進化させているというのが常識としてあります。

― チャイコフスキーからの呪いの話も訊かない。

オデットがポニョであるという説もありますよ。

オデットへの愛のための死は悪魔の破滅を意味するのだ。

不幸なオデットは最後に

ジークフリートを抱擁して

崖に駆け上り

その高さから自分の身を投げる。

しかも

その先は

人牛倶忘で

ジークフリートは彼女を助けるために走り

彼女とともに湖に身を投げる。

悪魔の自滅なのです。

ふくろうが破滅し落下する。

― 悪魔がフクロウというのも揶揄ですね。

西洋のお話ですが

ドストエフスキーやプーチンの

ロシア正教は格別

お釈迦さまが生まれる原因となった

雪山童子図:曽我蕭白の世界

真理を学ぶために

いのちとひきかえに

― 餓鬼に食べられるのが条件

崖の上から飛び降りたので

地面すれすれで天女たちに助けられ

次の世でブッダになった。

『雪山童子』みたいなおはなしですよ。

『ファウスト』とも矛盾しない。

王子の名前は何でもよいところ

英雄の象徴ジークフリート

ちなみにフロイト家のジグムントは

― ラカンにおいて父の名が強調される理論

ジークフリートの父

ポニョの本名はブリュンヒルデ

なぜポニョが来ると世界は水浸しになるのか~クラシック音楽好き ...

父は格式ある立派な名前をあたえたのに

渾名で呼ばれ

ジャンクフードを食べ

― ユダヤ教以上に厳格しかもベジタリアン

―― 断食系は意外と反骨になる(^^♪

親に反抗する姿を嘆いた。

― 反抗は善☯悪の彼岸

ジークフリートとゆかりの深い名前です。

心霊上の法則以外に

個人としても

(前世で⁈)裏切りとかいろいろあったから

真実の愛を求める。

普遍的なお話の原理に貫かれています。

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