【著述家の松岡正剛さん死去 80歳】https://t.co/nB8rpSzjZd
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 21, 2024
たくさんの書評をされた方ですが
PTSD関連のご著書もありました。
うつ病と診断される人が増えた頃に
「鬱が蔓延している。社員の17%が鬱と診断された会社もあるという。もはやひとごとではない…」
『心とトラウマ』というタイトルで
PTSD理論
脳🧠科学の問題に焦点を当てながら
「…意識や精神はどこにあるのか。脳と心は別ものなのか。自分の中に別人がいる感覚や、鏡の中に自分がいる感覚。だれもが持ちうる違和感に焦点をあてる…」
台頭してきたDSM思考を批判し
万人を精神病と診断することが目的
排除されてしまった精神分析や
フロイトを筆頭にユングやラカン等
森田療法について書いています。
日本人の考えた精神分析的心理療法
①内観療法 ②森田療法 ③動作法
ベースとなった
森田療法の第一人者の死に立ち会った記録は
PTSD予防そのものでした。
精神科医である口述者が
松岡正剛に依頼し
ガンに犯された自身の病状、思索、回想などを
死の直前まで記録させたテープをもとに構成
“本書は告白録ではない。闘病記でもない。むしろ実験書とでもいうべきもの、かつてどのような記録にもあてはまりようのない実験報告集なのである。ただ私は、それが何の実験だったのかを正確に言えるものをもちえない”(「はじめに」より)
東洋人の場合は
キューブラー・ロス理論とは
本人も死を前にちょっと違う(こんなものではない)…と苦悩したらしい。
だいぶ違っているみたいですね。