『鬼滅の刃』の主人公の妹の一風変わった姿は
こころに傷を受け
話せなくなるという
PTSDの症状の1つ
『緘黙』の比喩でしょう。
『吃音』は親戚みたいなものです。
一時期流行った症状で
独特な絵画表現と治癒過程がよく知られています。
しゃべれない禰豆子の演技は苦労したそうですが
実際の心理療法でも緘黙は大変です。
言葉による精神分析はムズカシイですね。
発声練習をする認知行動療法は脱落するでしょうし
ここでも箱庭とか遊戯療法
夢分析が最強です。
話せないことにこだわらず
主訴のことばかり言っていると治らないのは
他の症状も同じこと
よく眠り
自然治癒力が働いている。
しかし夢を見ているから【寝ず子】
弱点を克服しながら
光に当たれない。
徐々に人間へもどり
まだ寒いと感じても
畳の一目一目ずつ日が長くなって
いつのまにか春がくるように
自分が「竈門禰豆子」であることを思い出しました。
今は曾孫さんもおられるそうです。
PTSDが治るまでは
治療場面以外で
あんまり話さないこと
あんまり出かけないことも
重要じゃないでしょうか。
西洋にも似た物語があり
自己実現の過程で起きる悲劇は
知識があっても回避できるものではなく
(王室でも皇室でも同じ)
ヒロインは眠り続ける。
この部分は世界共通みたいですよ。
おはようございます😃
よほどの錯乱状態でない限り、「自分の問題は何か?(治療者側にしたら主訴は何か?)」って考える時は相手がわかりやすい様に説明しようとする患者心理があります。その際には表現能力が不十分だから(言語化するだけの充分なボキャを持ち合わせていないし)、或いは思考と感情が一致していないので、余計に本質的な問題の表面的な部分だけが言語化してしまいがちになります。精神科医の下で治療していた際、何度も自分の苦痛を表現しようと考えて考えて考えて…..でも、どうしてもそれがわからなくて、究極、口から出てきたのが「生きてる意味がわからない….」という言葉。Dr.Aは「随分と哲学的な疑問ですな…」と。で、そういう問診でベンラファキシンを処方されたのはもう随分と昔の事です。- 今、考えるとC-PTSDの典型的な主訴だった…..
トラウマ治療中はお出かけしない事、治療内容をあまり口外しない事は重要事項だと思います。ただし、プライマリ治療で💡気づきを得た事を全く別の場所でお話ししてみる事は自分の中に落とし込む(観察主体強化)ためには有効に働くと感じていますが、これはドラゴン🐲の勝手な思い込みかな?
私も同じ考えです。
『十牛図』にあるように、最後は、自分の経験を社会に還元することで三方よしとなるのです。
第一図から説教しにくる人に疲れてまして…💦