PTSDのデパート『アルプスの少女ハイジ』

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アニメなどいろんな表現の違いはありますが

Heidi Titel.jpg

アルムの自然のなかでのびのびと成長していたハイジが

父母との死別というPTSDリスクはあっても

環境や人間関係がしっかりしていれば

乗り越えられるということ

自然から離れて

実際の父母がいないと

集合的無意識やグレートマザーとつながるのでしょうね。

それを奪われると魂は根無し草になる…

お屋敷で暮らすようになると

次々と不調を起こします。

ゲシュタルトの崩壊や

ドイツ語の勉強中

アルファベットの形が

突然ヤギに見えてきてしまい

妄想にかられるままの

その文字に乗ってアルムの山に帰っているつもり

奇行の数々で

机の上に突然登り

遠くを見つめながら

「さよーならーさよーならー」と手を振り叫ぶ。

家庭教師に

トラコ先生なら話は別のお話に…

病気扱いされ

基地外と言ってますね。

山の話を禁止されると

夢遊病になります。

最近のスクールカウンセラーみたいですが

どちらも派遣型

ちょっといいところは

何が問題なのか

ちょっとわかっていたんですね。

ハイジを山に帰すことにしたところです。

手におえない子 (1981年) | A.アイヒホルン, 三沢 泰太郎 |本 ...

薬漬けにするよりはるかによいでしょう。

ハイジは元気を回復し

クララの足を治したのでしたね。

そして

クララの足も

ヒステリー性心身症

(転換性症状)だったのではないかという説があるのでした。

そんなつもりはなかったでしょうが

PTSD児には

自然治癒力の権化みたいなところがあります。

自分が治る力がありあまっているので

反動で症状がきつくなる一方で

周囲も感化する力がある。

PTSDのデパート『アルプスの少女ハイジ』」への4件のフィードバック

  1. ドラゴン

    PTSDジーさんには自然治癒するには時間価値と本質的価値が小さ過ぎるのでしょう。
    フロイト時代には50歳過ぎたら治癒は諦めさせられた様ですから、60歳のPTSDジーさんの治癒は絶望的でしょう。しっかりとした環境(人間関係を含む)が有れば、少しは希望を持つことが出来るのでしょうが、true selfが極小になってることすら気がつけない頑固なトラウマ患者さんには無理っぽいですね。やっぱり、対人関係がその人の生きるための上質のエネルギーを生み出すのでしょう。自分もああいうジーさん、いや、バーさんにならない様に彼の特性を観察しておきます。

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      じーさんは、ベートーヴェン@👂の障害 になることもできたけど、生き方が⚡パンク💀になっちゃったんですね。

      被害者がみなさんに保護され回復する現状で孤独感がさらに深くなっているかも…。
      自動悪循環装置が内臓されちゃってる悲哀を感じます。

      返信
  2. ドラゴン

    「自動悪循環装置」
    これが加害者型PTSD患者のクッキーカッターなのかもしれませんね。
    この夏休み企画の記録に使わさせて頂きます。
    ドラゴン🐲にはクロテッドクリーム&スコーンさんの様にこころの中の葛藤を説明出来ずに勝手に身体が反応して困っる人たちのお話を伺う気力はありますが、この様な悪循環を何百回と繰り返しても自覚できない人とは関わる事はかなり難しさを感じます。自覚出来るか否かはやっぱり健全な人間関係がファンデーションに無いとその人のキャラはほぼ永久に傾いたままなのでしょうね。ピサの斜塔ジーさんは今日もやって来るのかな……

    返信

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