「受け子」「出し子」と呼ばれる
詐欺グループの末端として
妻と別れて自暴自棄になり
ゲーム漬けの日々を送っていたので
― 自己治療としてのゲーム依存症(PTSD)
貯金がどんどん減り
家賃や光熱費の滞納が続く中
「お金がない。仕事がない」と
独り言でもつぶやくように何げなくツイッターに投稿したことで
スカウトされ
住所や名前などの個人情報を犯罪組織に握られ
逃れられなくなった。
犯行に加担し
銀行員や役所の職員になりすまし
高齢者をだまして
ATMから現金を引き出した。
収監されている男性(30)は
広島地裁福山支部で懲役2年の実刑判決
逮捕後から
憑き物が落ちたように
もとの人格に戻る。
反省と後悔の日々を過ごし
公判では「被害者にしっかり謝罪して償いたい」と語るようになり
受け入れられなくても自暴自棄にならないのは
回避性障害にとってなかなか難しい課題
取材を受けるなかで
ツイッターと違い問題解決について考える場になる。
被害者家族にも赦してもらえるまでになったそうです。
逮捕後の心理療法室
いつでもPTSD治療は可能ですね。