PTSDからの解放episode5 火宅の子どもたちと方便の続きです。
最初は十牛図のように途方にくれますが
答えの探し方がわからないので
とりあえず自然(セルフ)の中へ

こころもとない感じがよく表れていますね。
それでも考え続けていると
だんだんと役に立ちそうな情報に出会うようになり
足跡のようなものが観えるが
不確かでこころもとない。
偶然
勉強ができるとか本が好きというようなことではない
感性が発見する。
遊ぶことも大事で
遊んでいるうちにその周辺に近づくということもある。
ウィリアム・ミネルヴァという人物から贈られた本を見つけました。
昔はユングとか箱庭の本が多かったけど
今はハッタツ…
モールス符号で子どもたちへのメッセージが隠されているのは
外部に抜けるということで
【感官】を思わせます。
単なる知識では抜けられない問題
宮沢賢治の童話のはじまりのようにとぎれとぎれで
全体像がわからず
つなげようとする感性で読み解くのも
【象徴】解読を思わせます。
箱庭の話もありましたが
内通者のシスターは
『借りぐらしのアリエッティ』のハルさんそっくりですね。
シスターも
施設育ちの常識で
(施設の)ママになりたいと考える人物でした。
自己実現のように考えているが
被害者から加害者という過剰適応
ハルさんも
子どものときに
アリエッティのようなものを見て
そんなものいるわけないと
嘘つき扱いされたまま大人になったので
アリエッティたちを助けるのではなく
ドロボーあつかいし殺害しようとするようになってしまったのでした。