日本アニメーション界の巨匠
高畑勲監督の
初の大規模回顧展が
7月2日~10月6日
東京国立近代美術館で開催されます。
絵を描かない監督が
絵コンテを描いた人が監督をするもの
日本のアニメーションに遺したものというのが
テーマだそうです。
たくさんの歴史に遺る作品がありますが
ポスターはやはり
かぐや姫ですね。
長年の夢
かぐや姫論文完成をバックアップしてくれたのも
ジブリのかぐや姫でした。
まだ高校生で
アルバイトの
見習いながら
まっすぐなこころで
ベテランになると忘れてしまう。
心理士の場合はこんなのに群がるゾンビに?
良い仕事をしています。
母子関係のこじれから
愛着障害をおこし
精神分析が指摘した
人生早期のトラウマ
中学生になるころには
注意欠陥多動性障害と診断されていましたが
トラウマからなのでPTSDの間違い。
現在まで
クスリを服用中のようです。
行動はしっかりコントロールできているので
もう服用はやめてもいいと
主治医は言いますが
本人は
おまもりのようなもので
ないのは不安だと言います。
現実では
本人が嫌がるのに
無理やり飲ませ続けることが多いんですよね。
かぐや姫から
ポニョまで
ヒロインは
自己実現モデルが常識なのに
トラウマを克服し
理不尽な現実を乗り越え
自己実現するチャンス
発達障害モデルで薬漬けの広告塔にされ
困ったことです。
適齢期を過ぎても
結婚しない男がいて
浦島太郎も40歳位で
龍宮城へ
ご飯を食べない女性がいたら
考えてもいいと言っていましたら
本当に現れます。
しかし
よく見れば
頭に大きな口があり
33個のおむすびと3匹のサバを
ぺろりと平らげています。
「きれい」は「汚い」
「何も食べない」は「何でも食べる」ですね。
ちょっとむずかしいところでは…
公認心理師に喰われないように?
空を喰う
実はお坊さんはふくよかで
食べないと満たされる原理
男性は
追いかけてきた山姥に
菖蒲の葉を投げつけて難を逃れ
災い転じて福となる。
アニメ版によると
ふくよかな女性と結婚しました。
無意識が望む女性像に
意識が抵抗して
恐ろしいビジョンと格闘しながら
影との闘い
魂が成長したのかもしれません。
菖蒲を投げつけたのが
5月3日だったとのことですが
それで33個のおむすびと3匹のサバ
端午の節句の5月でありながら
卦は
5月からだんだん陰が増えてゆくので
実は女性性が最強のときです。
かぐや姫のように
禅問答をふっかけて
やりこめられる。
菖蒲は「勝負」とも聞こえ
葉が「刃」に似ているので
武士に好まれたそうです。
どこまでもダジャレと自然治癒力
陰陽五行説のコンプレックスですね。
男性は
どうも昔から
無意識的に
呑み込まれる恐怖
女性を恐れているらしいですね☺
全てが解決した時
ハクは
振り返らずに
走って
現実に戻るように
言いました。
「十三参り」とか
『古事記』とかに
―西洋でも
『オルフェウス』とか
その意味があると思いますが
千尋の
現実の父母は
―子どものこころに寄り添わず
解離してブタになり
子どもを魔境に追い込んだ
毒親
そのままですから
去り難いところがあるのだと
思います。
かぐや姫の場合は
どちらも解決しているので
―人牛俱忘
天界に毒親がいるわけでもなく
翁が毒親でないわけでもない。
翁は千尋の父母にちょっと
似ている。
ただかぐや姫はそれと和解している。
振り向いても
大丈夫です。
来たかった世界を
―トラウマのある
退行すべき場所
フロイトは
固着と退行と言った。
固着には
課題をこなすエネルギーがある。
生き切ると
ストレスを受けても
帰る場所が
なくなるのです。
それを仕合せと言います。
最初は
『風立ちぬ』と
同時の予定でしたが
11月23日に
公開されることが
明らかになりました。
創造の苦しみですね。
かぐや姫は
数ある星からなぜ地球を選んだのか
この地で何を思い
なぜ月へ去らねばならなかったのか
彼女が犯した罪とは
そして
罰とはいったい何だったのかが
描かれるそうです。
翁に大事に
保護され
大事に育てられて
―大事にした翁も
豊かになる。
本来いる場所である
月に帰ることを
思い出すのですから
解離性健忘症だったのですね。
人間は
ショックで
自分らしさを
記憶ごと
ごっそり失うことが
あるけれど
回復する可能性があるわけです。
頑張る人は
輝きだしますから
魅力的です。
結婚しようとして
ウソをついたり
騙したりするような
―ひとり
公案は解けなくても
そこまで悪態つかなかった人に
かぐや姫は慈悲を示した。
貴公子らに
―時代のエリート
常識
非常識だとか
わがままだとか
言われたのでしたね。
PTSDが治癒するには
そういう試練に耐え
常識を超えるような
哲学が必要です。
ユングも
心理療法の神髄はそこだと
書いています。
簡単ではないからこそ
永遠に輝く物語なのです。
宮崎駿監督の新作
『風立ちぬ』と
今夏同日公開の予定でしたが
まだ絵コンテが
完成していないそうです。
かぐや姫は
自己実現の象徴ですからね。
箱庭療法学会では
わがままだとか書いた
論文に
―ついでに傾聴もしない。
学会奨励賞与えてますから
狂ってますがね。
PTSDは
個性化するしかない
病だから
そんな馬鹿なこと言ってちゃ
始まらないです。
ジブリの作品を使って
グイグイ攻めてゆこうと
思っています。
まあ楽しみはゆっくり来る方が
いいかな
いろいろ奇行の多い方でした。
奇行はPTSDの
症状です。
―拒食や過食なども
普通の親からみれば
奇行です。
専門的には
アディクションですがね。
たしか
仕事のフィールドを
変えると言っていたように
思うのですが
それもうまくいかなかったのでしょうか。
―場当たり的に流されるのは
危険ですよ。
唐突な引退宣言ですね。
かぐや姫みたいな人だと
思うのです。
わがままに見えますが
大事に傾聴されれば
―翁のような人は
いないのでしょうか?
失った記憶を取り戻します。
―かぐや姫は
自分は誰でどこへ還るべきか
なぜ、翁のうちに落ちたのか
思い出します。
PTSDになった背景です。
そうなるまでは
かぐや姫のように
求婚を拒否した方がよいのです。
なぜか?
子どもに
そのまま世代間連鎖するからです
なんで
こうなってしまったのか
ずっと気になってましたが
ふと
『月光』の歌を
思い出しました。
★I’m god child.
この腐敗した世界に産み落とされて
―堕天使モチーフ
かぐやひめもそうですね。
天上界から観れば
人間の世はごちゃごちゃです。
修行の世界
しかし
★倒れそうで
―失立は【解離】ですね。
★こころ明け渡したまま
あなたの感覚だけが
散らばって
―【解離】した自我で
空気を読みすぎて
感応してしまう。
DVに遭いやすい。
★時間は痛みを加速させる
―未治療は悪化します。
圧巻は
★効かない薬ばかりが
転がってるけど
素晴らしい曲を書く能力と
歌唱力があって
―身体的にも
精神的にも健康でないと
無理ですネ。
だんだん悪くなっていくのは
うつ病誤診時代だからです。
捨て子に
「どこからきたの?」
「いくつ?」
「名前は?」と
質問攻めにせず
―余計混乱し
疲れてしまいます。
(別に裕福でなくても)
大事に育ててたら
―上原美優さんもね。
こちらを豊かにしてくれて
―こちらだけ豊かにさせるのは
虐待であり
イジメです。
自分も輝きながら
成長するタイプの人は
確かに存在します。
―華厳経の『海印三昧』
無意識の法則
どこから来たのか?
いくつなのか?
なんという名前なのかは
解離性健忘症にかかってるだけだから
(解離性遁走してきたし)
だんだん思い出すのです。
―最初に言えないのは
発達障害だからではないし
結婚しようとしないのは
自分がまだ取り戻せていないからで
アスペルガーだからでは
ありません。
ここで結婚すると
子どもが
たましいの
根無し草になります。 ←『古事記』のヒルコ
本来食べるもの
本来着るべきもの
本来帰るべき場所へ
もどってゆくのは
誰にも止められません。
どこに帰って行ったかは
わかりませんが
富士山が目印です。
―唯一無二の象徴
いくつであっても
男性であっても
みんなどこかかぐや姫なのが
人間というものらしいです。
だから気になるのです。