本日お誕生日の
1821‐1881
極めて心理学的な大文豪です。
ニーチェ
「唯一無二の心理学者」
「私の人生で最も美しい幸運の一撃だった」 👈ポジティブ
ツルゲーネフ
「過剰に心理学的」 👈ネガティブ
フロイトも賞賛した『カラマーゾフの兄弟』ですが
「最も壮大な小説」と称賛し
論文「ドストエフスキーと父親殺し」研究
— フロイトが論文の表題に作家の名前を冠したことは極めて異例
12年前のドラマでおさらいすると
人魚姫をポニョにしたように
— 人類共通の原理はそのまま
日本に於いてみる
— 具体的な現象学としてちょっと見え方が違う
フジテレビ「カラマーゾフの兄弟」
第3話 ~長男・満 棄てられた犬~#TVer #カラマーゾフの兄弟https://t.co/MAZ8CJ5xm6— TVer新着 (@TVer_info) November 9, 2025
解離小説としてよりよく理解できます。
お父さんが諸悪の権化として描かれるのは同じで
DV の極致
誰からも嫌われ最後は惨殺されるモチーフ
— 超自我が壊れている ⇒ES(ID)の暴走
3人の息子に負の連鎖するのですが
父親によって自殺に追い込まれ
死後も冒涜され続ける母親の姿を
見せられた子どものトラウマ
原作と違い
絵に描いた解離小説で
突然脈絡なく事件が起きる。
— そんなわけはない
葛藤する苦悩が丹念に描かれます。
長男の同族嫌悪
— 憎みながら似てきてしまう。
次男の超リアリストにならざるをえない葛藤
— 冷酷な弁護士として描かれる
—— 父親の悪事を手伝わされる @『虐げられた人々』
——— 精神科医の犬🐶になるよう明記された公認心理師法みたいな話
———— そのせいで弟は弱者に噛まれ、4男?に介抱される。
三男が宗教的人格になるのは同じ
— 修行僧ではなく(昔の)精神科医に
—— 大学で習ったのは精神分析 優しい人格はそのまま
長男がキムタク風に描かれているのが印象的です。
カッコつけているつもりが
チャラく見える芸風が
痛々しいと酷評されるようになった。
キムタクと言えば
『君たちはどう生きるか』のお父さんは
カラマーゾフの3兄弟のお父さんを相当希釈したような人物で
母を亡くした主人公のこころの傷も癒えないうちに再婚
軍事産業で裕福になり成功体験しかなく戦死者への思いもゼロ
父親のせいで集団暴行に遭い
統合失調症状態のひきこもり(神隠し)へ
このお父さんの声を担当しているのがキムタクです。
キムタクは悪くないけど@俳優の宿命
— バケツをもったひと@中井久夫
イメージをつないでいるという媒介
宮崎駿の創作の源も
ドストエフスキーの父親も
カラマーゾフの3兄弟の父親も
宮崎駿の父親も原理的には同じモチーフで
その家に生まれた子どもは
苦悩を昇華する運命に置かれる。
フロイト流に言えば父親殺しなのでした。
諸悪の根源の父親は
母親殺し の過程に失敗したのかも🤔






































