まるで
心理士の役割というか
未分化な職業だった時代のヒーラーの在り方を彷彿とさせる
つまりは
どんな職種でも究極は
傾聴で
ホリスティックなサイコセラピーとなる。
私はこれがサイコセラピーだと習いました。
ヒロインの薬剤師ですが
ある回では
透析中の小学校の先生と
クラスのこどもたちに
病気をからかわれながら
倒れたトラウマで
ある薬を勝手に断薬中
教え子のトラウマを癒す
先生が病気で走れないのがわかっていて
走るように煽り
クラスで嘲笑ったことで
先生が死んだらどうしようと後悔し
苦しんでいた。
仕事をしました。
先生は
薬を飲むようになっただけではなく
今の医療では、これも限界だった。
子どもたちと和解し
元気に働くことができるようになったのですが
価値観を書き換え
理想としていた先生像は
自分に合わなくなっていると確認し
より高次の理想を目指し始めた。
以前より楽しそうに活き活きと
クラスをまとめることができるようになりました。
これが心理療法の結末としての自己実現です。
普通はできなかったことができるようになる(±ゼロ)だけ。
『借りぐらしのアリエッティ』でよく書いてた
学会発表もしました。
心理療法の神髄のようなものが感じられます。
この薬剤師には
自己治癒力の象徴であるアリエッティみたいなところがある。
動物的カンも味方に
百尺竿頭の上にいる象徴アリエッティ
患者さんのわがままをきいてあげるのではなく
こんな風に思えるようにするのが
本当の心理療法です。
薬を飲まないという問題行動の奥に
こういう展開が待っているわけです。
この結末を導くのに使われた手法がまた圧巻でした。
先生に
お薬カレンダーを勧めても
『何を言ってるんだ…』となります。
そして
お薬カレンダーのなかに
絵とともに「先生頑張って」等と
子どもたちが書いたメッセージが
あります。
普通は
『子どもだましのようなことをして
どこまで馬鹿にするのか…』となるでしょうが
そこで
先生のトラウマが氷解しました。
先生の素直な直観は
すべてを覚りましたが
子どもたちがまだいじめっ子の気分で描いたなら
傷口に塩を塗るようなことになります。
薬剤師は
学校に出向き
図工の先生のように
集団絵画療法をしたときの様子を
これが実現するまでに
ケースワーカーのような地道な仕事を
薬剤師の仕事の合間にこなしていた。
普通は無理なので
心理士がすべきですが
公認心理師だと規約違反となる。
(病院経営が成り立たないのでトップが許さない)
ビデオレターでも見せました。
私は
このドラマの脚本家の意図は
公認心理師を問うことじゃないかと思うのですよ。
それ以外の読み方できますか?
「ジブリ『借りぐらしのアリエッティ』」カテゴリーアーカイブ
八王子の15歳少年がPTSD解離性拳銃自殺図る。
『借りぐらしのアリエッティ』と宝塚ボーガンPTSD解離性無差別殺傷事件
兵庫県宝塚市で
ボーガンでの殺人事件を起こした
23歳の男性について
たくさんの情報が寄せられるようになりました。
なぜ起きたのか?という
集合的無意識的な
自浄作用がある。
素朴な疑問からでしょう。
転機は
大学入学後で
友達も多かったのに
急に連絡を絶ち
ひきこもりがちとなって
大学も除籍扱いで
しかも本人は知らず
常に、けんかの仲裁役だったのに
家族ら4人を突然、殺傷しました。
高校時代から
無表情で
誤診されやすいPTSD症状の1つ
学校を抜け出したり
放課後に原付きバイクで走ったりしていて
同級生は
「父親がいないことは知っていたが
離婚PTSDで心臓が悪くなった少年もいます。
家族のことを聞いたことがない」と語ります。
『借りぐらしのアリエッティ』では
母親は働かねばならないので余裕がなく
叔母さんが心配しています。
事件で叔母さんが呼び出されたのは奇遇ですね。
そういう無意識的な治癒構造が消えて
心理療法が必要になった。
学校には
スクールカウンセラーもいるわけですが
エテ公🐒ばかり…
(公認心理師を取得すること)
心療内科に送るだけの
ケースワーカーみたいな仕事をしていた人たち
そのあたりについてのPTSD予防(こころのケア)が
なかったのでしょう。
心理療法とは
本来
こういうもののことを言うのです。
『時をかける少女』ファンタジーに向き合うPTSDの時空構造
映画監督の大林宣彦さんが
昨夜
肺がんのため亡くなったそうです。
ファンタジー作品に定評があり
筒井康隆が気まぐれで
作風と違うものを書いた
ライトノベルの盛況を真似て
ライトノベルを書き始めたのだったが
「ライトノベルを最初に書いたのはおれだよ
『時をかける少女』」と時空の混乱(^_-)-☆
『時をかける少女』の映画化は
何度もリメイクされ
作品も時を駆けています。
時空を超えて普遍性をもつ
大事な原理が隠れている。
ふとしたきっかけで
ラベンダーの香りを嗅いだことで
無意識が活性化することがあります。
自我がまとまりを失い
周囲に困ったことが起きる。
意味が分からないままでも
離人感に襲われて
言語化できる子どもは少ない。
普通は奇妙で圧倒される。
話してみようと思える人に話すことは大事で
嘘だと言われることもありますが
あまり気にせず
話し続けるうちに関心を持たれ
意味がストンとわかる時がくると
中学生も3人集まれば文殊の知恵で
理科の先生が現れ
(心理学の科学的部分の話なので)
記憶や催眠のメカニズム
創造的退行について解説してくれた。
自分の感覚を頼りに
手探りで
ある部分を鍛えながら
謎解きができるようになったというお話です。
心理療法の過程と
うまくいく秘訣を教えたもので
意味がわかれば
ファンタジーは存在の意味を失い
未来のものは未来に過去のものは過去に還り
自我の方では
未来のことは未来のこと
過去のことは過去のこととして
こころの整理をつけることができる。
『借りぐらしのアリエッティ』でも
最後は
アリエッティ(ファンタジー界の人)は
原始人の男の子と
やかんに乗って川を下ってゆき
『思い出のマーニー』では
マーニー(ファンタジー界の人)は消えます。
ファンタジーとは
こころの整理がつかないときに
一即多(いっしょくた)のコンプレックスまみれになりながら
考える不思議な場所であることがわかります。
最初は「悪」として現れがちなものなので
恐れずに
2016の作品では
この夢見の空間を
自分の思い通りに
操作しようとして
取り返しのつかないことになったあとでも
正統な方法に戻ることができるという
心理療法あるあるについて
心理療法家は水先案内人(無意識のガイド)
教えてくれています。
スプーン曲げのユリ・ゲラー氏が英国も救う⁇PTSD原理🥄
日本の超能力ブームの火付け役で
ここから始まり
場所を変えながら
(ちょっと不真面目に逸れたりしつつも💦)
(ジブリ哲学の現代的貞子イメージ)
脈々と議論されています。
スプーン曲げで知られる
ユリ・ゲラー氏(73)が
英首相官邸の募集した
ポストに応募していたそうです。
欧州連合(EU)離脱後の
新たなかじ取りを見据え
経済や政策立案の専門家を公募したところ
「変わった技能を持った奇人変人」部門で
「私の能力を使うことができる」とアピール(^_-)-☆
今となっては
うそつき呼ばわりされて
性格がゆがんでしまった
超外向的な
流行に敏感なヒステリー心性
子どものその後も懸念されますが
ストーカー心理職イメージのハルさんは
子どもの時のトラウマで
自然治癒力を台無しにすることばかり💦
大事なのは
念力でスプーンが曲がるかどうかではなく
ユングは
UFOが存在するかどうかではなく…と語った。
サンタクロースがいるかどうかではなく…という議論も同じ
素直な人にしか
パスポートが交付されない
頓悟を起こす禅の公案
念力に集中することで
二元論でがんじがらめになった現状を突破する
エネルギーを得ることだったのでしょう。
宇宙からの力というのも
額面どおりではなく
古典的な宗教イメージにおいてのお話です。
あとになってわかることは多いです。
ポニョもいろんなことを教えてくれるものですね。
1月3日「元始祭」で乾坤新也
米NY治安最悪だったPTSD地区に『ジョーカー』登場
「いじめ防止法」とPTSD解離自殺の現場としての学校
滋賀県大津市で
2011年
中学2年の男子生徒が自殺し
その際の
学校と教育委員会の対応が不適切だったことをきっかけに
2013年に
「いじめ防止対策推進法」が成立しましたが
いじめによる自殺も
ひたすら我慢させるか
病気扱い(本人に直すべき問題がある)する現状
学校のずさんな対応も
放置・隠ぺい・加害者に加担
絶えず
発覚すると大事になるが
それまではひたすら隠ぺいという根性
スクールカウンセラーがいても
この調子です。
こんなのに国家資格与えるんですから
どうしようもないですね。
もうすぐ新学期です。
身近なこころある人たちが地獄に
気づいてあげて下さい。
京アニ被害者PTSD予防 は110人態勢で
京都アニメーションスタジオで
34人が死亡した
放火殺人事件ですが
京都府警では
被害者支援班を設置し
研修を受けた110人が
安否不明者の家族や
負傷者のケアに当たっているそうです。
災害やDVの場合と同様
行政手続きや病院への付き添い
不安についての電話相談ということで
実質はこころのケアになると思われます。
「自分がこのような被害に遭ったと考えて
対応してほしい」と
指示されているそうですよ。
「心療内科いつ行く?」等
上から目線で
指示を出すスクールカウンセラーとか
ダメですね。
(こころのケアの参考図書)
京都アニメーション放火事件も離婚PTSDから『借りぐらしのアリエッティ』
アニメ制作会社
「京都アニメーション」の放火事件ですが
容疑者(41)の
両親は離婚し
母親は再婚しています。
おとなしい性格で
その後の消息を知る人はいないくらいだったのですが
中学校卒業後は
定時制高校へ進み
いじめ等から
不登校に陥った子どもが
よく選びますね。
アルバイトを転々としたあと
役所の仕事とか郵便局を選んでいます。
成績は優秀な
こんなタイプだったのかな。
2012年
コンビニ強盗事件を起こす
少し前からは
近隣住民とたびたび騒音トラブルを起こし
音楽を大音量で流し
壁を何度もたたき
1人で大騒ぎ
室内の
壁をハンマーで壊し
ベランダ側のガラスを割り
物を散乱させ
悪臭を漂わせ
ノートパソコンを
めちゃくちゃに破壊するような
人格に変容していました。
離婚や再婚は仕方がないことですが
両親が離婚したことで
心臓が悪くなった子もいますよ。
「盗まれた」と言っているのは
こんなPTSDアニメかもしれませんね。
しかし
そういうのは盗作と呼ばれません。
そして
無意識との対話がうまくできるかどうかが
運命の分かれ道なのです。
そんなことを
公開されている抄録より
詳しく説明した論文があります✨