1983年から1988年まで連載された
『北斗の拳』は
陰陽五行説と仏教のハイブリッドかな🤔
― 天皇が北斗七星 お釈迦さまの掌と孫悟空
超人気漫画で
2023年に
連載開始40周年をお祝いされるほど
社会現象になったのは
集合的無意識の研究には必須なのに
よく知らなかった物語の1つ💦
悪役のキャラの濃さで
時代の気風として
悪の問題がテーマになっていたのですね。
もちろん
舞台装置としての
主人公ら3人の宗教的なまでの愛との対比
― 敬愛や自己犠牲 それに応えようとする愛
死ぬ瞬間の「断末魔」と
「い!?」から
― 「お前はもう死んでる」もある。
「なのォろ…わ」まで
― 名前がなかったのが後で判明したりする。
―― 命名する=正体がわかる ⇐殺せる(夢用語)=問題解決(現実的意味)
主人公がその前に語る
「お前はもう死んでいる」というセリフに
人気があったそうです。
一言一句おなじセリフはたった1回だそうですから
「あんたもう死んでるよ」
「お前はもう死んでる」
「きさまはすでに死んでいる」
「おまえの肉体はすでに死にはじめている」
「あと数秒できさまの肉体は地上から消え失せる…」
― こういう次元が違うモチーフまで
死の現象学でもあったのかもしれません。
死は一点ではなく
― トラウマ関係の話の比喩
経過で
― 線というより円環の場所
内側から死が始まる。
死の状態も変化してゆき最後はこの世から消える。
トラウマベースの物語ながら
PTSDの参考書
― PTSD語の翻訳ソフトが必要
主人公は
いのちある限り世紀末の救世主として戦い続けているようで
最終回
周囲の期待した恋愛成就とならず
― 慕っていた記憶を取り戻したが義理を優先
― その意志を尊重して合意
暴虐を働くならず者の秘孔を突く
― 腕力じゃなくて心理戦
戦いに生きることを選択
その生きざまが支持されたわけですから
どう生きるかと考えることもなく
現実に対応しているうちに
生きざまとして映し出されるだけ
― (本人としては)見るものなくして(他者から)見られる生きざま
この物語も
『君たちはどう生きるか』ですね。
無我夢中で本来の自己をとりもどし
― 百尺竿頭からの死と再生の冒険は必須
悪意の印がテーマで
大叔父の後継者になることを拒絶
― フツーに考えると後継者
― ― フツーじゃない不思議の世界のことだから
― ― ― 誰も 思議しない お話
もとの現実世界に戻ってゆくまでの
自己実現の物語