戦争」カテゴリーアーカイブ

『島唄』初夏の体調不良はPTSD記念日反応

沖縄では
デイゴの花の咲くころ

ふさぎ込む人が増えるそうです。
70年前
デイゴの季節に
悲惨を極めた地上戦が勃発した
後遺症です。
花を見ると
つらい記憶がよみがえるから
体調不良に陥ります。
本土でも
原因不明の体調不良は
見直すとよいでしょう。
うつ病等との
誤診には救いがありませんから。

85歳女性のパニック発作も70年前の沖縄戦PTSD


木が茂った山を見たり
枝葉がこすれる音を聞くと
両手がブルブル震え出し
動悸が激しくなり
10分ほど止まらなくなるという
自分でもよくわからない症状に
月一回くらい
悩まされてきたそうです。

母親になってからは
この森の壕に逃げ込んだ時
高齢の女性が
子どものために食べずに我慢して持っていた
黒砂糖を
米兵に提供するように言われたのを断り
銃殺されたことを思い出すようになったので
何度か病院に行ってみましたが
「原因不明」と言われたそうです。

こんなにはっきりした原因があるのに
どうかしていますね。
 

韓国軍施設で銃乱射 後自殺の予備兵も解離性同一性障害(PTSD)by『Dr.倫太郎』

ソウル市内の予備軍訓練場で
予備兵が
突然銃を乱射し
近くにいた1人が死亡
3人が負傷
乱射した予備兵は自殺したそうです。
マツコデラックスは
韓国の芸能人はアメリカのマネをしていると指摘していましたが
(http://www.officiallyjd.com/archives/96255/)
解離行動もアメリカンですね。
ユング派の愚説に問題があるわけで
集合的無意識の中では
まだまだ
象徴が生きているからでしょう。

戦争PTSDが産んだ『ブリキの太鼓』

胎児のとき
羊水のなかで
「大きくなったら店を継がせよう」という
父の声を聞き
そのたくらみを拒むために
(一族にはPTSDの世代間負の連鎖もあるので
断ち切りたかったのでしょうが
方法を間違えました)
3歳で成長をやめることを決意し
晩年は精神病院の住人となった
オスカルの物語ですが

作家のギュンター・グラスは
第二次大戦で
最年少兵として戦い
負傷して
米軍の捕虜となった後
採掘場などで働きながら
彫刻や詩や戯曲を創作しました。
トラウマを昇華させるための

人生だったわけです。

戦争が始まると「野生脳」が活性化したPTSDが増える。

 
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最新号に
「戦争が始まると
【野生脳】が活動し始める」と
(星川啓慈 宗教哲学)
あります。
脳にはいろんな機能があるわけですが
ほとんど使用されておらず
いろんなタイプの刺激で
(行動とか服薬とか食事とか)
活性化されるわけです。
ちなみに
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この画像を提供している研究者は
「キリスト(ブッダ)脳」なるものがあるが
なかなか活性化されにくいと書いています。
正しいことをして
悪いことをやめることで
(子どもでも知っているが
お年寄りでも難しいと道元)
脳は正しく機能します。
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クスリでは無理です。
このようなことからも
戦争(最たる悪行)はしてはならないのです。
PTSDを増やしますからね。
(敗戦後の負の連鎖がまだ続いているくらいです)
戦争の必要性を感じていない国民に
戦争させようとするのは
イスラム国のマネをし
仲間を煽って巻き込んだ
川崎中1惨殺事件の
18歳のPTSD解離少年と同じです。
愚説
発達障害などではないから
すべてが実に象徴的に
リンク(縁起)していますね。

『永遠の0』でPTSD解離洗脳

 
宮崎駿が
「今
零戦の映画企画があるらしいですけど
それは嘘八百を書いた
架空戦記を基にして
零戦の物語をつくろうとしてるんです。
神話の捏造をまだ続けようとしている。
『零戦で誇りを持とう』とかね。
それが僕は頭にきてたんです。
子供の頃からずーっと!」
「相変わらずバカがいっぱい出てきて
零戦がどうのこうのって
幻影を撒き散らしたりね。
戦艦大和もそうです。
負けた戦争なのに」とこき下ろした
作品が
第38回日本アカデミー賞8部門を制したそうです。
戦争ができる準備をしているところだから
心理的にも
こういうのを
インストールしておく必要があるのでしょうね。
(ワクチンみたいなもの)
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こちらも
アニメですから
架空の話ですが
(2つの話が象徴的に混合)
哲学的であり
(子どもたちにも
思考停止させず
こころにとどめさせる)
普遍的なリアリティがあります。

戦場PTSDによる中毒症状「戦闘マニア」


戦場カメラマンの
渡部陽一さんが
昨日
都内で行われた映画
『アメリカン・スナイパー』
トークショーイベントに出席し
紛争地の最前線で

前線に兵士として入っているのは

19歳や20歳くらいの

今どきの若者で

(イスラム教もよく知らないし

紛争地の首都も知らなかったりする)

前線からキャンプ地に戻ると

家族や恋人などに泣きながら電話をしていて

心をコントロールできなくなっていると語り

映画の主人公については

一度戦場に足を踏み入れた者は

必ず戦場に戻っていきます。

これは中毒のようなもので

悲しい現実だと思います」と

解説しました。

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この著者もそうでしたね。

昇華するには

大変な時間と哲学が必要な

こころの傷(トラウマ)になるのです。

人生の早期に背負わせてはなりません。

イスラム国などの戦士になりたがるPTSD児たち

ネット上の
「英雄たちと家族に」等との
勧誘に煽られ
聖戦だと信じて関わろうとする若者が
フランスには
予備軍も含めて1千人以上いるそうです。
(9割はネットの影響)
フランス政府は
28日
過激派組織の現実を伝える
「ストップ・ジハーディズム」という
サイトを立ち上げ
「戦争とテロのなかで
子どもを育てることになる」
「毎日犠牲者が生まれている」
「汚れた世界に住んでいる」
「恐怖と欺瞞しかない」等と
真実を訴え始めました。
そういう環境に生きることは
PTSDをつくることになりますからね。
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戦争PTSDのトラウマは忘れられない強烈な「におい」

沖縄の南風原町にある
文化センターが
69年前の
沖縄戦の時の
病院内の
 ―実際は壕の中
においを再現しました。
汗・血・汚物が混ざった
「豚や猫の死体が
腐ったようなにおいに
いろいろ混じった」ような
強烈なにおいだそうですが
経験者は
「これよービックリマーク
「このにおい
死んでも忘れない。
それほど強烈」
戦争が起これば
こうなるのだと理解してもらうために
再現したのだそうです。
憲法を拡大解釈し
自衛隊を軍隊にしようとするような
想像力の欠如した
 ―解離
政治家のみなさんから
順番に
見学していただくといいですね。
 ―嗅学?
放射能汚染に鈍感なタイプにも
こういった工夫が必要かも。

『フューリー』PTSD予防しながら戦わねばならない軍曹を演じるブラッド・ピット

インタビューで
役柄について
「心に深い喪失感を抱えている。
心に穴が開いた状態なんだ。
過去に何があったか
明確に語られることはないけど
トラウマが積もりに積もって
相当な傷を負っている」と
 ―複雑性PTSD
答えています。
従軍もDVや虐待と同じで
長期間緊張感に苛まれますから
防衛機制が常態化し
病理になりやすいわけです。
そんな状態で
日々ストレス状況に曝されるのですから
戦場は過酷です。
監督は
リアルな映画づくりのために
退役軍人たちに
体験談を話させたりしたそうです。
戦争トラウマをよく
研究されていますね。