テキサス州で
30年以上前に
筋肉弛緩剤で
生後15ヶ月の女児を殺害
抗凝固薬で
生後4週の男児を殺害しようとした罪で
服役中の看護師(66)が
抗てんかん薬で
生後11ヶ月の男児を殺害した罪で
起訴されましたが
さらに60人前後の乳児を殺害した疑いで
捜査中です。
様々な強迫観念がありますが
人を殺したくて仕方がないというような
殺人願望になると
深刻です。
日本でも
名古屋大学生や
佐世保の女子高校生が逮捕され
そういう衝動が抑えられなかったと
言っていて
サイコパスだとか
アスペルガーだとか言われていますが
精神分析の教科書には
42歳の男性が
他人の頭を斧で殴りたいという
強迫観念に苛まれたけれども
精神分析の結果
6歳の頃に
こころに受けた衝撃がもとになった
PTSDであったことが判明した例があります。
当時は
【解離】のことを【神経衰弱】
つまり
精神を統一させている力が弱まったという
表現をしているだけで。
精神を統一させている力の弱まりは
原因を不問にし
DSM5的表面的にみれば
統合失調とみなされるでしょう。
抗てんかん薬で
こんな風になった
男の子のお手々
衝撃的です。
手は履歴書ですからね。
こんな不幸を回避するためには
色んな角度から
こころの病について再考する必要があります。
そういう視座を失った
こういうのは
もうダメなんですよ。