精神科医とスクールカウンセラーのタッグで
子どもを薬漬けにするひどいシステムのなかで
薬剤師は何を考えているのかなぁという疑問がありましたが
6年制になり専門知識は高くなっているはず
忘れたころに
やっとドラマとして表現されました。
おかしくても常識として定着してしまったから
システムは安泰

unsung Cinderella
アンサング ヒーロー(unsung hero)」=「縁の下の力持ち」と
「シンデレラ(Cinderella)」=灰かぶり
機械のように
処方箋を捌くだけの薬剤師や
薬が多すぎたり
飲んでいないのを知っていながら
『まあ(患者さんあるある)ね…』とみんなで見逃す様子
マトリが来て大騒ぎする様子
麻薬は厳しく管理されている。
向精神薬も麻薬のようなものだが…
副作用で苦しみ代替療法を望む患者さんが
「ネット上の知識をうのみにするのは危険です」と
ぴしゃりと言われてしまう様子が
そのまま表現されています。
そんな職場で
ヒロインの石原さとみさんは
シンデレラはかならず灰をかぶる。
理想の薬剤師なので
大学教育以前の薬剤師は多分こうだったのでしょう。
とても浮いた存在です。
アスペルガーと言われないので
現実よりましかも…💦
処方をしっかり確かめて
「日常で何かありましたか」
「些細なことでもいいので教えてください」と傾聴

公認心理師は傾聴を素人かと小ばかにする。
専門家に言ってもしかたがないと
あきらめて勝手に自己処方して
いつまでも治らない患者さんのこころも
時間をかけて開いてゆきます。
薬の味はすべて自分で確認していますから
科学的に大丈夫なのかは知りませんが
ホメオパシー程度なのかな。
自己犠牲を払いながら
患者さんの立場で感じるという比喩でしょう。
事故が起きた時
破片しかなくても
独自調査しながら突き止めることが可能ですし
保険点数が半日で3000円にしかならないのにと叱られる。
苦い薬が飲めなくて悪い子扱いされている
子どもにも信頼され
結果的に
医療が適切に行われるように貢献し
拗れていた親子関係まで修復してしまいます。
それが自然治癒力にも働き
よい連鎖が起きます。
