2ミリのSOS ~虐待児の犠牲から学ぶ

栃木で
小6の女児を虐待した父親は
子どもにウソの日記を書かせたり
一時保護所に殴り込んだりと
大変な蛮行だが
児童相談所に
SOSを求めたこともあり
子育てに苦労している父親という
印象を
担当者はもっている。
解離人格は
そのくらい見抜きにくいものだ。
DVでも粗暴型や依存症型のものは
誰でもわかるが
超自我が強すぎる
(理想が高い)場合は
周囲に被害を訴えても
信じてもらえないこともあるくらいだ。
小6女児を救ったのは
日記に記した二ミリの印
悲しくてつらくて
淋しくて余裕がなく
ふらふらになりながらも
暴力を受けた日を
忘れてはいけないとの一心から
誰に習ったわけでもないのに
記録しつづけた。
見えないだけで
言わないだけで
SOSは発信されているかもしれない。
少女の犠牲を無駄にしないためには
そこから学ぶ必要がある。

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