2010年
この写真で有名になった
インドネシアの貧村に住む
アルディ・リザルくんは
インドネシア政府の援助を受けて
リハビリを行い
一日40本吸っていたタバコの
禁煙に成功しましたが
その反動で過食傾向に陥り
脂肪たっぷりのジャンクフードばかり食べ
1日にコンデンスミルクを3缶平らげるようになってしまい
5歳の時点で
平均よりも6キロ重い24キロにまで太ったばかりか
食べ物欲しさに
頭を壁にぶつけて
泣き叫ぶようになったそうです。
過食症と自傷行為ですね。
そういう人が日本でも増えていますが
認知行動療法等で
行動だけ修正しようとしても
別の依存症に移行するだけです。
しかし
この少年の場合は
新鮮なフルーツと野菜を中心とした
(ベジタリアンも断食の一種です)
厳しいダイエットプログラムを遂行し
現在4年生の平均体重に落ち着いているそうです。
文化的に
断食が受け入れやすい地域にいるのは
幸運だったかもしれません。
断食が嫌な人のために
箱庭療法等が生まれたのです。