『瓜子姫とあまんじゃく』個性化を邪魔するPTSD加害者心理

瓜子姫は

瓜から生まれ

桃から生まれた桃太郎の女の子バージョーン

「桃太郎」の画像検索結果

かぐや姫と光源氏みたいな関係

おじいさんとおばあさんに大切に育てられ

かぐや姫と同じ

毎日歌を歌いながら

楽しく機織りをしていました。

 

「七夕 織姫」の画像検索結果

織姫さまも

機織りができなくなる試練に見舞われ

次の段階へ進んだ。

瓜子姫は

美しい織物がもうすぐ仕上がるのが楽しみで

おじいさんおばあさんの方は

密かにお嫁入りの支度をしているようですが

個性が完成に近づくとき

試練というチャンスが訪れる。

「陰陽」の画像検索結果

そこに

天の邪鬼が現れます。

人のスキ(空き)につけいり

マネばかりしながら

しつこく近づき

暴れて怖がらせながら

巧みに騙して

瓜子姫を木に吊るし

「吊るされた男」の画像検索結果

(このカードも悪くはないんですよね)

 

着物を取り替えて

瓜子姫になりすまし

人を小馬鹿にしながら

調子に乗って有頂天?

 

しかし

そこが運の尽き?

 

機織りなどしたこともないし

反射的にものまねすることしかできないので

鳥の声などマネてしまい

動転して尻尾を出し

獣が化けていた。

成敗されました。

 

日本中にあるお話で

展開はいろいろですが

文楽では

人々が

「山父」というのを恐れていて

誰も見たことがないが

こころを読まれる存在として

恐れている。

 

あまんじゃくにそれを投影して

恐ろしさを増幅させていたようです。

よく「見る」ことや

頭で考えずに動くことで

(無になりきる)

山父の恐怖から逃れられることを強調

あまんじゃくは

いわゆる「天の邪鬼」で

 

仏教と神道のハイブリッドです。

 

仏教からは

 

「天の邪鬼」の画像検索結果

こんな感じで踏みつけられている

中国の河伯(かはく)や

海若(かいじゃく)という水鬼由来の

あまのじゃくと読める

煩悩の象徴で

 

日本の記紀からは

天稚彦(アメノワカヒコ)や

神さまから

世直しを命じられたのに

サボった上に

偵察に来た存在を殺した報いで死亡

女神天探女(アメノサグメ)のイメージが習合されました。

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観音さまの手のように

世の中のありとあらゆるものを逃さず見る能力があったが

それを悪用するようになった。

 

加害者型PTSDって

こういう存在かなぁと思います。

瓜子姫のみなさま

参考にしてみて下さいね✨

 

 

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