ヒロインは
ぼうっとした風貌なので
婚家に慣れてきて
ようやく
本当はしっかりしていることが認められるようになりますが
内向的な人の特徴
家族全員が風邪で寝込んでも
ひとりだけ元気でしたので
免疫力が強いのか
超内向的だからか
(外向は流行に敏感)
みなの看病をします。
すると
いつも偉そうにしている人たちも
「鈴さま~❤」「鈴さま~」と神さまのように呼び
「みなさんは
いつも風邪をひいておられると
いいかもしれませんね」と鈴
「ざぼんが食べたい」と無理を言います。
季節でもないのに
闇市へ買いに行く。
ざぼん=くすりのようだった。
空っぽだと馬鹿にされますが
無我なので
いろんなものが入ってきやすく
神さまイメージも投影されやすいのでしょう。
どうもこの家の神さまは
甘えても許される「母親」イメージ
そう言えば
お兄さんのお葬式をしたあと
座布団を積み上げた上にお骨を置いて
お兄さんは本当に戦死したのだろうかということについて
議論していると
お骨が落下して
小さな石が1つ飛び出しましたが
家族的無意識を確かめるこっくりさんみたいな感じで
ヒロインが巫女
率先して飛び出したのが
ぼうっとしていると思われているヒロインでした。
おばあさんが
こんな冴えない石では
とうてい認められないから
もっといいのを探そうと言っている様子は
箱庭で石を置くときの感覚と同じだと思いました。
納得できるものを
納得できるトキに
納得できる場所に置く。
水兵さんにもらった
外国のお土産の羽で
水兵さんが南方で見た鳥について
絵を描きながら
「こんなだった」等と感覚を共有する才能も
すべて言葉では伝わらない感覚的な話
なかなかです。
いろいろと大変な試練を超えていくなかで
ヒーラーみたいな能力が開発されているのかもしれません。
ところかわればシャーマン(呪医)もいろいろ