『鬼滅の刃』に出てくる鬼たちは恐ろしいですが
主人公が川の近くに落下したとき出会った
物語の基本哲学の1つ【崖上】
「累」という鬼は断トツで
古典の『累が淵』を連想させます。
DVやいじめの被害者のような大人や子どもが
逃げてくると匿い
DVシェルターの問題と似てるかも
血の盃を交わし
ここにいる限りは
保護し力を与えられ
怖いものはなくなる
ヤクザな関係
【疑似家族】にしていました。
人のこころを取り戻すと支配できなくなるから
昔の体操選手やサーカスの子どものように過酷な訓練をさせ
できないと虐待する。
バケモノ屋敷でのままごとは嫌だと
気づいても逃げられない。
走れないくらい病弱で
騙されて受けた治療で鬼になり
PTSD治療あるある💀ですね。
元気になっても
人を喰うようになったので
父親は喜ぶどころか自分を殺そうとし
母親もかばってくれなかったというトラウマがそうさせているので
無意識の防衛機制【補償】
主人公と妹の健全な絆に戸惑ったり
主人公は鬼となった妹を
自分の親のように殺そうとしない。
妹も踏ん張って人を喰わない努力をしている。
過去の記憶がフラッシュバックしたりして
治療の過程で必要な幻覚
苦しみ
鬼として死ぬときやっと
走馬灯のなかで
両親は自分を殺そうとしたのではなく
「丈夫に産んであげられなくてごめんね」
「一緒に死んであげる」と言っていたことを思い出しました。
生きている間にこの気づきが起きるようにするのが
即身成仏
心理療法というものです。