本日はイタールのお誕生日ですから
発達障害と
先天的な個体差なので
治癒という発想がないもの
PTSDの違いについて
後天的な
トラウマにより
さまざまなことができなくなったもので
トラウマの治癒が促されれば
症状は消える。
おさらいいたしましょう。
人間におのずから具備されているといわれるすぐれた道徳性は、実際のところ、強い力で人間を他の動物から高揚した文明がもたらしたものにすぎない。
ジャン・イタール『アヴェロンの野生児』— はるき 能登の空から (@harukinotosora) March 25, 2026
イタールは
最初は外科医でしたが
王立の聾唖研究所の主任医に就任した年に
最も有名な教え子
「アヴェロンの野生児」に出会ったことで
森で完全な裸体で
粗暴極まりない状態で発見された少年で
11歳から12歳くらいと推定された。
精神障害児の教育の分野でも
先駆者としての評価を与えられています。
モンテッソーリの教育の基礎
— 健常児も障害児も
少年は
森で拘束され
猟師が目撃していて
2度捕らえられたが2回とも脱走
民家に忍び込んでいたところを捕獲された。
養育院に送られますが
数か月だけで
政治家がパリに送り
ナポレオンの実弟
見世物としたあと👀
数か月もすれば少年は無事に社会復帰し
野生生活を送っていた経緯を
自らの口から話すようになるだろうと楽観視していた。
— 横井さんや小野田さんのように?
医師フィリップ・ピネルが
先天的な知的障害児であり
現在では
かなりの高知能でなければ
森で生活できないのでは🤔と考えられている。
治癒する見込みが薄いと診断しました。
これに納得しないイタールが
5-6年間にわたって
人間らしさを取り戻すための熱心な教育を行った結果
感覚機能は
3か月もするとある程度回復しましたが
視覚と聴覚にあまり改善がみられなかったことと
森での生活で発達の時期を逸したことで
神経言語学で言われる
「言語獲得の臨界期」を過ぎてしまったため
言葉を話すことはできず
アルファベットを順序立てて並べること
簡単な文章を理解したり書いたりすることはできるようにはなったが
なんとか「牛乳」(レ、lait)と発声できる程度で
会話は不可能
人間らしさを基礎づくる
あいだ の哲学

愛着問題がハードルとなり
身の回りの世話をしてくれる女性には
ある程度愛着を示すようになったが…
— 小鳥のようなもの?
言語機能の発達も遅滞させ
身振りでのコミュニケーションを理解し
自分でも使うことができたので
それで充分と考えてしまった。
感情表現ができるようになっても
他者とのつながりには至らず
強い利己心に支配されてしまうばかりで
共感することはない。
思春期となり
異性に対する心理的意識的な関心を示すことがない一方で
爆発的な発作が起こるようになると
無意識的には反応しているので
どうとらえてよいのか
意識は混乱してしまう。
イタールは手を焼き
言語を習得できないことで
社会化もできそうにないし…と
フーコー案件
— 社会化も治療もしなくていい!
教育を諦めてしまったので
身の回りの世話をしていた女性に託されて
ひっそりと暮らすようになった。
推定40歳で死去しました。
死因は明らかでないとされていますが
心理学では
愛着問題が解決しなかったために
① 母性を知らずに育ち
② 捕獲され見世物にされ
③ 父性に出会うがまた切り離されてしまった。
生きたいという気持ちが
普通は自明にある。
獲得できなかったからではないかと考えられています。
愛着理論とは
マターナル・デプリヴェ―ション =トラウマ
森の生活では
何度も危険な目に遭ったことでしょうが

そんなものよりも
耳元でピストルを鳴らしてもほとんど動揺しないが
クルミを割る音には敏感に反応
— これを偽精神医学では認知の異常という…
—— 人間を内から見ない。
愛着障害は重篤なのです。
アヴェロンの野生児は
さまざまに作品化されましたが
『野性の少年』という映画を作った監督は
親から見捨てられ
親の希望で少年鑑別所にいれられていたことがある。
少年がPTSD性の発達障害で
発達障害に見えるPTSD
イタールが手を焼いた癇癪も
PTSDにありがちな症状とみていたのではないでしょうか。
身元引受人となり
社会に出て行くのを援助し
映画界での仕事を世話してくれた恩人への
感謝の念から
映画化し
自らイタールの役を演じた。


偽の発達障害の流行について
再考してほしいです。
現在の教科書にも
イタールは登場しているのではないでしょうか。
— 国家試験にも出るということ
—— 臨法心理学の時代ですよ❣