1966年に一家4人が殺害された事件で
死刑が確定後
釈放された袴田巌さん(87)の再審公判で
高齢で心身の負担が重すぎるうえに
トラウマの再演が起きるリスクもある。
老年期にそのダメージは大きすぎる。
弁護団は
袴田さんの出廷免除や即日結審を求めるそうですが
姉ひで子さん(90)が
袴田さんの補佐人として法廷に立って陳述する。
その理由を
「心神喪失」にするそうです。
袴田巌さんは痴呆症だと思っている人がいますが、違います。死刑が確定して48年間、拘置所の独房で死と隣り合わせの日々を送ってきたことによる「拘禁反応」で妄想の世界にいるのです。でも、釈放後は能面のようだった表情が今は和らいできている。誤った判断で死刑になっていたら…恐ろしいことです。 pic.twitter.com/tdlZPm8mFN
— 弁護士 亀石倫子 (@MichikoKameishi) March 20, 2023
拘禁症状@PTSD は
理不尽な運命により
長年拘束され
死の恐怖の毎日を過ごした。
大分回復したものの
妄想は消失
残る部分について
刑事訴訟法の規定で出廷が免除される
「回復の見込みのない心神喪失者」に当たると主張するしかないようです。
心神喪失ではないけれども
心神喪失状態に見えるし
回復の見込みがないとは言えない@定義 けれども
回復することは容易ではないという感じですね。
PTSDでいいのに…。