映画監督の大林宣彦さんが
昨夜
肺がんのため亡くなったそうです。
ファンタジー作品に定評があり
筒井康隆が気まぐれで
作風と違うものを書いた
ライトノベルの盛況を真似て
ライトノベルを書き始めたのだったが
「ライトノベルを最初に書いたのはおれだよ
『時をかける少女』」と時空の混乱(^_-)-☆
『時をかける少女』の映画化は
何度もリメイクされ
作品も時を駆けています。
時空を超えて普遍性をもつ
大事な原理が隠れている。
ふとしたきっかけで
ラベンダーの香りを嗅いだことで
無意識が活性化することがあります。
自我がまとまりを失い
周囲に困ったことが起きる。
意味が分からないままでも
離人感に襲われて
言語化できる子どもは少ない。
普通は奇妙で圧倒される。
話してみようと思える人に話すことは大事で
嘘だと言われることもありますが
あまり気にせず
話し続けるうちに関心を持たれ
意味がストンとわかる時がくると
中学生も3人集まれば文殊の知恵で
理科の先生が現れ
(心理学の科学的部分の話なので)
記憶や催眠のメカニズム
創造的退行について解説してくれた。
自分の感覚を頼りに
手探りで
ある部分を鍛えながら
謎解きができるようになったというお話です。
心理療法の過程と
うまくいく秘訣を教えたもので
意味がわかれば
ファンタジーは存在の意味を失い
未来のものは未来に過去のものは過去に還り
自我の方では
未来のことは未来のこと
過去のことは過去のこととして
こころの整理をつけることができる。
『借りぐらしのアリエッティ』でも
最後は
アリエッティ(ファンタジー界の人)は
原始人の男の子と
やかんに乗って川を下ってゆき
『思い出のマーニー』では
マーニー(ファンタジー界の人)は消えます。
ファンタジーとは
こころの整理がつかないときに
一即多(いっしょくた)のコンプレックスまみれになりながら
考える不思議な場所であることがわかります。
最初は「悪」として現れがちなものなので
恐れずに
2016の作品では
この夢見の空間を
自分の思い通りに
操作しようとして
取り返しのつかないことになったあとでも
正統な方法に戻ることができるという
心理療法あるあるについて
心理療法家は水先案内人(無意識のガイド)
教えてくれています。