相模原市の
障碍者施設「津久井やまゆり園」での
殺傷事件で逮捕された被告は
「他人を傷つける恐れがある」として
緊急で措置入院させられたのですが
手続きに関与した精神保健指定医の一人は
不正に指定医の資格を取ったと疑われ
資格の返上を申し出た。
一週間ほどで
「他害の恐れがなくなった」ので退院し
その後に
殺傷事件が起きました。
このようないい加減な医療では
自分が定義づけているT4対象に
「心失」
自分も該当していると認定されたショックや
大麻が検出される不安に苛まれていた
自己処方を取り上げられて
こころの平安が保てなくなる。
被告の心境になど
誰も関心がなかったのでしょう。
退院はしましたが
内面では悪化し
生活保護を受けるようになって
役所に行く時には
「うつ病のふりしてくるから」と
言っていたそうです。
誤診と薬害が
受け入れてしまうと
出られなくなり
だましだまし生きたり
開き直るしかなくなる。
事件の背景にあります。
何かと世相を映す
象徴的な事件ですね。