「ペットボトルの水を見て
何か感じますか」
薬物依存症治療の第一人者
国立精神・神経医療研究センター病院の
精神科医
松本俊彦さんは
「水だとは思いますが…」と答えた
記者に言います。
「依存症の患者に見せたら
これで覚醒剤欲求のスイッチが入ったって
言いますよ。
覚醒剤の粉を水に溶いて
注射器に入れて打ったことを
想起するわけです。
これだけで脳は快楽を思い出すんです。
覚醒剤依存症の患者は
脳がクスリにハイジャックされた状態なのです」
薬物依存の怖さは
「人間の価値観を変えてしまう」ことにあり
大事なものの第1位が覚醒剤になり
次に覚醒剤に絡んだものになるそうです。
(ストーカーも依存症ですから
idthatidのメインテーマは
ストーキングの維持で
巻き込まれる職場の迷惑など
どうでもよくなり
ストーキング行動を支えてくれる
はにわとの関係は
優先順位の上位になります)
自分のポリシーとかプライドなんて吹き飛ぶので
「反省なんて簡単にするのです。
素直に『クスリを使いたい』と言わないと
自分に嘘をつき続けることになる」
【否認】の病ですからね。
しかし
治らないと断言してしまうのはどうでしょう。
「治らないというと
ぎょっとすると思いますが
糖尿病や高血圧と同じように
症状と付き合っていく病気です。
自分と向き合って
コントロールすることで回復することはできる。
これが大事なのです」
なんかどこかでよく聞かされるフレーズですね。
確かに
タバコをやめるときに
甘いモノを摂り過ぎて健康を害した人や
覚せい剤をやめるときに
盗撮や向精神薬依存になった(罠にはめられた)人や
アルコールと向精神薬をやめても
共依存や過食症に移っただけの人は多いですが
覚醒剤と同じだと言われている向精神薬を
完璧に断薬し
PTSDも完治した子どもを
何人も知ってますよ。
一部は
学会でも発表しています。
ウソはいけませんね。