本日は
ゴーギャンのお誕生日だそうです。
一番有名な作品は
タヒチで
自殺を決意して描かれた
『我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか』で
神学校の学生時代
授業で植えつけられたと感じたのは
キリスト教の教理問答
「人間はどこから来たのか」
「どこへ行こうとするのか」
「人間はどうやって進歩していくのか」
老女の足もとには
「奇妙な白い鳥が
言葉がいかに無力なものであるかということを
物語っている」と
書き残していて
おそらくは
背後の超越者に対してではないかと言われています。
ゴーギャンは
洗脳後遺症に苦しみ
ゴーギャンがそう感じたということで
キリスト教の考え方が
まちがっているということではありません。
幼いユングも
キリスト教にギモンをもち
牧師の父もそれに答えることはできなかったので
似たような絵を描きながら
哲学するうちに
心理学者になりました。
人生の後半
キリスト教に対して猛反発しながら
絵を描いて自己治療していたのでしょうか。
世の東西交流で
こんな物語も生まれましたね。
ちなみに
本日は
寸心忌です。
芸術も学問も
根っこは同じみたいですよ。