6日未明
男性(37)が刃物で殺害された事件は
男性が助けを求めて110番通報
駆けつけた警察と
自宅マンションのエントランスで出会った女性は
自分は仕事で出かけないといけないけど(午前3時)
「(男性は)もう死んでるかもしれないから早く見に行って」 と
話したそうです。
ストーカー殺人だったと思われます。
女性は「交際相手」と言っていますが
遺族は
「今年…1月の2日(家に来た)」
「(いないと言うと)いつ帰宅されますかと訊かれた」
(息子は以前)もし俺が死ぬ時は刺される時だって」
男性は「昔の職場の知り合いに殴られた。
刺されて血が止まらない」と食い違っていて
愛憎のもつれからのつきまといがストーカー規制法の対象
男性に宛てた
1年半ほど前に
「私どうすればいいかわかんなかった。
すごく悲しくてとてもつらいけどがんばったよ」と書かれ
自宅の車に貼りつけてあった。
手紙もみつかりました。
純粋に本人宛と言うよりは
(解離すると世界が🌥曇る)
ネットへの書き込みや怪文書に近い。
未明の事件なので交際中と報道されてしまいましたが
ストーカーは「面会強要」くらいはするもので
応じざるを得ないようなことを平気で言ってきますから
罠にはまったものと推測できます。
どうしても相手を操作したいという一途な思いが
奇案・妙案を生み
普通の人が夢にもみないような知識と技術を身に着け
自我肥大を起こすものです。
この特異な成長は逮捕されるまで続き
万能感に満たされた状態です。
脳内麻薬で無敵の人には誰もが無力です。
それを支える意識もおさらいしておきましょう。
胸や首など十数カ所以上も刺しながら
「刺したが殺意はなかった」
解離状況
殺意をきちんと感じて
(殺意は感じてもいい)
自分の頭の中で整理すれば
(こんなに憎んでいるんだとの自覚)
行動化せず済む。
「ささいなことでけんかになった。
ストレス脆弱性がPTSDの特徴
室内にあった果物ナイフを手に取って刺した」と
言いながら
「自分で死ぬために用意した」
自分の幻想どおりにならないなら
無理心中しようと思っていた人格もいる。
動機については「思い出すのもしんどい」と
トラウマをめぐる『はてしない物語』
心理職相手でも根気が要るもので
逮捕直後に
お巡りさんにわかるように端的に講義できる人はいません。
それでお巡りさんは
最初からロジャーズの非指示的方法で傾聴し
(2人組でなだめたりすかしたりするのは陰陽五行的かも)
アンナの症例を知っているかのように雑談するんですね。
(最初はとぎれとぎれにどうでもいいことを言うモノ)
場当たり的思考が顕著ですね。
多重人格性
ウソもうまいが長期化すると言ったことを忘れてしまう。
(よい解離との決定的違いかな)
「目」が普通でないとも指摘されてます。
普通の表現として「怖い」
流行語かぶれのひとは「サイコパス」
文学的な人は「貞子か」
あごは
自分で刺したので
治療のために長くなって
マスクから出ている。
半グレ時代を回想するなかで
印象的に描かれたのが【黒内障】でした。
「いろんなものが欠落した」
「何も映っていない」目
常軌を逸した「真っ黒な目」と言語化されています。
メラ―二―クラインなら「恨み」の目と言うかな。
死亡男性への恨みでないのがPTSDミステリーの怖さです。