現職の米国大統領として
初めて被爆地・広島を訪問し
暴力を伴う紛争が
太古の昔からあったことは
古代の遺跡からわかるが
人類が自らを破滅させる
怖ろしい手段を手にした
71年前を忘れてはならないし
犠牲者の魂の語りかけを
内省しながら
罪なき犠牲の人々を
これ以上生み出さない
世界をつくることを考える
勇気を持たねばならないと訴えました。
動物に対して向けていた攻撃性が
人間にも向かうようになった経緯や
消費について触れていたのも
興味深いです。
確かファスティング実践者でしたね。
ガンジーにしてもそうですが
哲学をするには
断食瞑想が重要になってきます。
(世間の人は
痩せますかぁ?としか訊きませんが
たいていふっくらしてますよ)
人類の
欲望とトラウマの歴史から
原爆の意味を見直し
「非暴力」という
人類最難関の哲学に向かい合う
勇気を持ちましょうと
訴えられているわけですね。
随所に象徴的表現もみられますが
PTSD問題全般に通用する
大事な指針だと思います。
フロイトのネガティブ思考を
(id・esの破壊力にはかなわない)
オバマ大統領は超えました。