先月
ジャニーズ事務所の前社長
ジャニー喜多川氏(2019年死去)から
性加害を受けた苦しみについて実名で訴え
「誰かがこの件で僕も含めて命を絶つようなことがあるのが一番怖くなりました」
「僕はもう自分に嘘つきたくないし、誰かを憎みたくない」
「被害者の方々やまだジャニーズ事務所に所属されているタレント
人間の心のケアを優先してあげてください」
自殺リスクを伴うPTSD予防が必要な被害であるということですね。
日本外国特派員協会でも記者会見
今月16日には国会内で開かれた
立憲民主党の児童虐待に関する会合に出席し
法改正の必要性を訴えていた
元ジャニーズJr.で歌手の
カウアン・オカモトさん(26)は
「パニック障害を再発」したそうです。
スラップ訴訟撲滅のために立ち上がった
水道橋博士と同じパターンです。
被害を受けたことだけではなく
回復の過程も並大抵ではなく
トラウマ記憶がその都度
塞翁が馬のお話みたいに
蘇ったり
パニックにもなるでしょうが
好転
反応です。
変化したりしながら
被害事実は変わらなくても
フラッシュバックごとに
受け止める意識が変化し
記憶も変わります。
いつのまにか個人の問題を超えて
当事者の事例研究が普遍性を帯びた時に治癒する。
少しずつ世の中を変えてゆくのでしょう。