アニメなどいろんな表現の違いはありますが
アルムの自然のなかでのびのびと成長していたハイジが
父母との死別というPTSDリスクはあっても
環境や人間関係がしっかりしていれば
乗り越えられるということ
自然から離れて
実際の父母がいないと
集合的無意識やグレートマザーとつながるのでしょうね。
それを奪われると魂は根無し草になる…
お屋敷で暮らすようになると
次々と不調を起こします。
ゲシュタルトの崩壊や
ドイツ語の勉強中
アルファベットの形が
突然ヤギに見えてきてしまい
妄想にかられるままの
その文字に乗ってアルムの山に帰っているつもり
奇行の数々で
机の上に突然登り
遠くを見つめながら
「さよーならーさよーならー」と手を振り叫ぶ。
家庭教師に
トラコ先生なら話は別のお話に…
病気扱いされ
基地外と言ってますね。
山の話を禁止されると
夢遊病になります。
最近のスクールカウンセラーみたいですが
どちらも派遣型
ちょっといいところは
何が問題なのか
ちょっとわかっていたんですね。
ハイジを山に帰すことにしたところです。
薬漬けにするよりはるかによいでしょう。
ハイジは元気を回復し
クララの足を治したのでしたね。
そして
クララの足も
ヒステリー性心身症
(転換性症状)だったのではないかという説があるのでした。
そんなつもりはなかったでしょうが
PTSD児には
自然治癒力の権化みたいなところがあります。
自分が治る力がありあまっているので
反動で症状がきつくなる一方で
周囲も感化する力がある。