八朔とは
八月のお朔日の略です。
新月
「月立ち(つきたち)」が転じて 「ついたち」
今でも赤飯を配ったりお参りしたりする人は一定数いる。
実際にはもう少し遅くなりますが
旧暦と1か月ほどズレているので
季節の実感があるのは月末以降
最近の気候はちょっとヘンですが…
花街では新暦で
八朔の挨拶まわりをします。
真夏に
黒紋付の正装をするのは超人的ですが
芸の道は凄い。
陰陽五行説的には
それほど大事な日だからです。
お正月に準じる。
早稲の穂が実るからですね。
極寒に春の兆しを感じて
弱々しい光を見守るのと同じ発想
こういう態度が「こころの病の治癒」にも大事だと思うのです。
冬に収穫して春に食べるのに
はっさくと呼ぶのも同じ意味があるのでしょう。
初穂を送ったり
田の実
「頼み」にかけて
贈り物をするようになったそうです。
デパートから送るのはもう少し早いですね。
経営上の都合に和を尊び従順な国民も忖度
舞妓さんのかんざしもこの日は
朝顔などは稀で
ほとんど「すすき」です。
真夏に秋が始まるので
すすきらしくなく
光を反射して豪華です。
太陽と交信する呪術⁈は近未来的かも
日本はこういう国ですね。