ガールズバーの元店長(21)は
5月23日
東京・新宿区のマンションで
20歳のホスト男姓の腹部を刃物で刺し
重症を負わせ逮捕されました。
ホストへのストーカーなど
珍しくないでしょうが
ぐったりと横たわる被害者のそばで
両足を血に染めながら
平然とたばこをくゆらし
連行される時にうっすらと笑みを浮かべる様子が
SNSで拡散されたことから
注目されるようになりました。
ホストをつなぎとめるために
普通の感覚ではできない努力を重ねたのに
自分の幻想を維持できず
被害者に自殺予告して気をひこうとしますが
逆に引かれてしまい
一緒になるには心中しかないと思うようになります。
幻想のなかでかたをつけて納得できるというのは
解離の世界の住人だからでしょう。

子どものころから虚言癖があったことを
昔から幻想の世界に住んでいた。
犯行直前のメールで回想しています。
〈お母さん、お父さん、○○ちゃん、××さん
□□くん(※被害者の先輩ホストの名前)ごめんなさい。
私に関わった皆さますべてにごめんなさい。
昔からずっと虚言癖がひどくて
虚言癖のあった私は
悲劇のヒロインになりたくて
美しくてはかないものになりたくて
何があって何がなかったことなのかわからない。
親不孝でごめんなさい。
バカな娘でごめんなさい。
虚言癖で嘘か本当かわからなくなって
大好きな人ができて
どうしたら私以外を見なくなるのか
殺せばいいと思いました…
話題になった犯行後の様子ですが
本人によると
気がついたらタバコを持っていて
ヘビースモーカーで
タバコはいつもあるものという認識とのこと
麻薬ですね。
エントランスで横たわる被害者を見つけ
流した血を見たり、苦しそうにしているところを見て
ほんとうに後悔して
大変なことをしたと思い
彼が死んでいくことがすごく怖くなって110番通報したそうです。
一方で
心中したいと思っていたので
犯行後
非常階段を下りているときに
なぜ非常階段を使ったかと訊かれ
「エレベーターより早いと思った」
エレベーターのほうが早くない?と畳みかけられると
「玄関から非常階段のほうが近かったからです」


女性の叫び声が聞こえたので
110番通報しているだろうから
これでは一緒に死ねないと思ったとも答えています。
回想の内容がバラバラだと指摘されると
当時はそう答えていたのだろうと思うとか
本当にパニックになっていて
警察や検事さんの言うことに
「はい」と言ってしまったと答えています。

この人もビリーミリガンなのでしょう。
人格が統合されていないので
本人が反省するまでは
父母がノイローゼのようになり
その様子を見て
こころからの反省が起き

謝罪文を書いたそうです。
判決は本日言い渡されます。