ススキノの事件は
法曹からみても
臨床心理学の視座からは
あれこれ考察中
「犯罪史に残る」
「前代未聞」で
「稀有」「異例」な事件だそうで
特に「責任能力」に注目が集まっています。
1つには責任能力の有無です。
あるような☯ないような解離心理ですね。
犯行や犯行直後の精神状態はとても正常とは言えないものですが
計画性&実行性において現実検討能力が保たれている。
― むしろ平均以上のパフォーマンス
もう1つは精神科医を精神鑑定することになる可能性です。
従来は検討の対象ではないけれども
― 殺害には直接関与していないことになっている。
裁判員裁判になるので
念のため責任能力があることを確認しておく必要がある。
でも、基本的に黙秘したり否認したりしているので
精神鑑定もリジェクトしそうですね。
治療同様、ラポールの形成がないと
適正なデータが得られませんから
判定不能になります。