前記事ですが
早速
子どもでも厳罰を!という書き込みが目立ちます。
世界=敵(誰も理解してくれない)となっている少年にとって
逮捕で
医療に逆送され(やりなおし!と言ってもらえ)
集合的な悪意から
保護される部分はありそうです。
本来は「補導」でしょう。
理由は
先天的な病気だからということのようですが
治らないのだから
ただ公平に罰を与えることしかできない。
運命という見方も
トラウマがあると
認知の歪みは不治で
必ず負の連鎖は起こすものだし
(偽の神話を生きている)
迷惑をかけても仕方がないと妄信する専門家も
この範疇
T4的で
絶望的な「見立て」だと思います。
そこで
ALS殺人事件を起こされた妻の考え方が
PTSD誤診発達障害のトリセツ的
一般論のようなので
ちょっと考察してみようと思いました。
「夫は
アスペルガー症候群を持って生まれ
父親はギャンブル依存症。
母のパート代で暮らす生活には余裕がなく
自尊感情を培うことができていない。
学校では
肥溜めに落とされるほどの激しいいじめにあい
スポーツはまるでできず
もくもくと勉強することで現実から逃げていたときいている。
だけど
奨学金もらって医学部卒業し
医者になって
家庭ももち家もクリニックももった。
生まれ育った環境はかえられなくても
おとなになってからの努力で
見た目克服できていたはずなのに。
虐待を受けた成育歴
アスペルガー障害と二次うつを抱えて生きる反動から
安楽死を肯定する持論を持っていた夫。
同持論を主張するときには
高揚感を感じていたようだ。
ただここまでならよくある話。
そこでたまたま林さんと出会ってしまい
段取りをつけて共謀してくれる山本氏と出会ってしまうという運が重なり
事件は起きてしまった。
私はソーシャルワーカーとして
何らかの理由で
社会的に弱い立場に陥ってしまう方々と接する機会が多いのだが
彼らは総じて運が悪い。
自尊感情の低さ
自信のなさってのは
悪運を引き寄せがちなのだ」とのことで
流石に元国会議員で
そつがなく
世間で常識的とされる専門家の意見が
『アンサングシンデレラ』では
豊田真由子議員風の国会議員の症状の
病巣となっていることが映し出され
ピンポイント治療された。
端的に書かれています。
PTSDを発症している人は
どこかでトラウマ話をしているものだし
専門家も小耳にはさんでいることが多いようです。
そして
あんまり書くことがないから
上げ底のように文章のどこかに書いてあります。
精神分析によると
沖縄の拝み屋さんも同じ思想
傷ついたひとはその時代に立ち返って
考え直す必要があるのですが
人が戸惑うようなヘンなことを言うのが楽しい時期があって
うんちでお母さんの気持ちをコントロールすることも
難しくなったころ
大人になっても
つらいとき
それを思い出して
無法地帯をつくると
暴走族は
道路が王国
警察をコケにして遊び
ストーカーは
裁判官からかい
弁護士コケにしながら裁判所遊び
麻薬なんかよりトラウマに効くことを覚える場合があります。
普通は
そんなへんな駆け引きなんてしなくても
楽しい遊びがたくさんあります。
はた目にはただのヘンな人なのですが
弄便は
粘土遊びにすると
衛生的で
時空を超えて生産的なのですが…
それを聴いてくれるひとを探したり
聴いてもらえる程度に加工したりします。
そういうことに気づかれているのは
なかなかだと思いました。
しかし
あとは
結局「運」
運と言っても
いろんな解釈がありますが
運命は
運を移動させるだけの話
宿命は
トラウマのように宿った運で
天才が咲く種かもしれない。
吹き溜まりのような運なのですね。
そういう思想で包囲されていることを
認めたくないという孤独な抵抗は正しく
最後の砦で
金閣寺に象徴されるものを否定するために
金閣寺を放火し
内なる万能感の確認で高揚したように
思想を実行に移すと同時に
自分がT4の主導権を握ったと勘違いしたのではないかと
批判され孤立しつつ核実験を続けるイメージ?
妄想していたら
福岡での事件が起きたのでした。
なにはともあれ
生まれつきの欠陥なんて言い方は
人道的な罪だと思います。